伊坂幸太郎『SOSの猿』
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2009/11/26
- メディア: 単行本
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惜しい!惜しいぜ、伊坂〜!伊坂は分かってる。わかってるやつだよ、ホント…生きていくうえでのなんだかもうにゃにゃにゃにゃん!な感覚を的確に表現しようと頑張ってくれている。ばかにしちゃあいけないよ! 重要なことは孫悟空は一体何なんだということではなく、「くよくよを表に出しても仕方がない」という部分だ。考えすぎなんですよ、僕ら。ほら、言ってただろ?キック・ザ・カン・クルーが。死んじゃうなら死んじゃうまで楽しんじゃうって…
伊坂ほど「時間の流れ」転じて「生きていくこと」について誠実に向き合っている作家を俺は知らない!!(小説をほとんど読まないからな) ある意味、伊坂幸太郎は重松清寄りなのである。この、僕らは明日の献立のことが気がかり理論を、逃げではなく、そして相手を鼻白ませることなく、ポジティブな方向で誠実に展開させることは至難の技なのである。
いまだにキャラがどうだとか、ミステリがチンカラホイとか言ってる輩は海の藻屑となるべきだよ!!!ってか、孫悟空は、にゃにゃにゃにゃん!を抽象化したものなので、俺たちが好き勝手に変換すればいいだけなのです。
ただ、分かっていることと、物語自体の面白さは別だ。途中までの冗長な展開と、ラストの説明口調は全くもっていただけない。モダンタイムスのときに俺は言ったよな〜伊坂さんよ〜?考えていることをそのまましゃべらすのは邪道だよ!ただ、分かる。その気持ちは分かる!説明しないと説明できないもんね、これ…
そう。これを、物語としてさりげなく昇華できたときが、波動に目覚めた伊坂の完成なわけなのです。さようなら
中村達也セッション@横浜サムズアップ
9月6日 Dirty Heat Party pt.4@横浜サムズアップ
出演者: 中村達也(ex.blankey jet city) , 勝井祐二(ROVO)
森岡賢(ex.SOFT BALLET) , Kenken(RIZE)
さて、達也。やはり今一番脂が乗っているのは、このセッションだよ!!!タッチミーと比べても雲泥の差だよ!!要は達也自体の最大値は決まっているわけで、その場その場のフィルが魅力溢れるものになるかどうかはメンバー次第なわけじゃん?そう考えるとKENKEN抱き締めたい。ちなみに、どんなライブハウスだよと思ったら、ただのステージ付きのHUBみたいところだったwww どんどんステージとの距離が近くなってゆくぜ…
そして、達也は相変わらず化け物だった…きっと乳酸の自浄作用を担う臓器でもあるに違いないんだ…。 ただスゴいとしか言い様がない物事を目の前にして言葉をこねくりまわしても意味はないから、なんというか達也ヤバいよ…今日も手数多すぎてハイハットがダルンダルン。客は客で最後大団円。完成度高過ぎて、えってかセッションだよね?と疑問。が、やはりセッションだった。
モリケンも確実に引き出し増やしてきてるから、俺は諸手を挙げて評価したい。達也がちょっと息切れしてるのに、変なシンセでギュインギュインとイントロを弾き出すもんだから、達也が「ははは飛ばしますな」ってキレてて笑った。まぁそのあと、結局全力で食らい付いていく達也が一番バカなんだが… なんにせよ「居場所が出来て良かったね、モリケン…」と私おとーさんは安堵しています。メジャーな人が、その昔売れたけど現在風前の灯火だにゃんプレイヤーを引き上げてあげるのは素敵。心からそう思うのです。
もぉおおぉぉおさああああ!人はブシャアアーって音浴びただけで幸せになれるというのに、ぼくはやがて年を取り朽ちてゆくのでもうなにがなんやらにゃにゃにゃにゃん。
まぁなんというか、むしろ良すぎて、21日の久しぶりロザリオスがこのセッションの中身に打ち勝てるのかどうかが心配だよ…トキエは基本的に安定しているので、全ては加藤とアイゴンのギターにかかっているわけです。ダメだったらくそみそに貶します。さようなら
遠藤ミチロウ・中村達也@六本木スーパーデラックス
というわけで、四年ぶりぐらいにタッチ・ミー見たよ!一曲目から歌い出しが「そんなにヤりたいか!!!そんなにヤりたいのか!!セックス!セックス」でした。
相変わらず遠藤ミチロウは過呼吸みたいなシャウトをしながら訳の分からない歌詞を叫んでいたのですが、悔しいことに、何故だか全く分からないけどたまーーーに凄くカッコ良いんだよな……仮にそこらの若者があの曲らをカバーして、「男は犯しても、犯罪は犯すなよ!!」とか言ってもただのキチガイになってしまうように、訳の分からないことを訳が分からないことではなくカッコ良いものとして成立させるためには単純な年月だけではなくそれはそれは色々なものが積み重なっているわけで、なんだかとても凄いような切ないような。
達也はねーーー…まぁ今日は普通だな。普通に安定してカッコ良かった。いかんせん、相手がアコギだけだから、大して合う合わないがなくて、適当にやっても成り立つんだよw。あそこまでリズム崩されると、ちょっと微妙なとこがあるよね…カオスと適当は難しいシーソーだよ…あんま緊張感なかったし。
ただ、「お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」と、もはやカバーでもなんでもない「ノキノンヘブンズドア」はさすがに二人とも良かった!聴きようによってはただの不快な雑音なのに、語りが心地好いのが不思議。そして、達也は最後叩きすぎてハイハットがダルンダルンにw。
色々MCしてたんだけど、「六本木ヒルズ…押尾学…そういえば、何故か押尾語録ってやつに僕載ってるんですよ。『奴は俺に似てクールだ』って(笑)」ってくだりは笑ったwww。達也は「確かに似てる!」とか言って笑ってました。
そんな感じです。今年まだ達也だけでライブ四本ぐらいあるなwww。さようなら!
Limp Bizkit@JCBホール
めちゃくちゃ楽しかったwww これがモダンヘヴィ世代の底力だよ…そして、2chには「Jesseいた!すげえ気さくで良い人だった!」という書き込みが何個もあって笑う。やっぱり来てたのかあいつ…
さて、ウェスは赤モヒカンの歌舞伎みたいなメイクで登場。フレッドはガナリが少し弱かったけど、あのしゃっくりみたいな高音は健在だったよ!演奏陣良いよなぁ。あのジョンオットーの絶妙な軽やかさがあるからこそだよ、リンプは!!!そして、光るベース。DJリーサルはよく分からん!
でも、なんか久しぶりに演奏がどうっていうよりは、ライブ全体がライブとして楽しかったな…客含めで雰囲気が物凄く良かった。そりゃウェスとは言えど、単品で比べりゃ去年見たモレロの方が何百倍も変態だけど、こいつらはエンターテイナーだよ!!!日本国旗掲げて、お辞儀までしてね。空気読みすぎ。しかも、ライブ後には余ったピックと水を全部ばらまくというサービス精神w。
結局僕らはあの頃の思い出から抜け出せていないわけだが、皆の思い入れがもはや血肉と化した現在でないとあの祝祭ムードは出ないわけで、それはそれで素敵なことだ。しかも、その全員のある種懐古的な期待に応えられる強度を持った演奏をこの時代にやってくれることがすごい。尊敬に値する。だって、あれから十年だぜ?そりゃ客層も意外と年くってるはずだよ…いや、でも、むしろ今だからこそのリンプだな。なんとなくそう思ったから、チケット取ったわけだし。
それにしても、my generationとbreakstuffは大興奮だった…あと、faithとテイクアルックな!!!ちゃんと、「break your fuck'n face tonight!!!!!」とfaithの「get the fuckup!!!!」は大声で叫べたから俺はもう思い残すことはないよ…喉枯れたぜ…
これで、レディへ、レイジ、リンプ、トゥール、ミューズと青春のバンドは一応全部見たことになるなぁ。あとは、もう死ぬばかりだよ。俺は死なないけど。さようなら!
SUMMER SONIC 2009 初日
ネットが繋がらないぃぃいいいぃいいいいいいいいいいいなにがエラー678だ!!!!しんじまえ!!!!僕は去年このエラーが出たときに、良い機会だったので結局パソコンを買い換えたわけです。今回はそうもいかねえぞこんちくしょう・・・どうすりゃいいんだ・・・
だが、僕は伝えねばならない。サマソニでのMOGWAIの雄姿を。MOGWAIカッコ良すぎMOGWAIカッコ良すぎMOGWAIカッコ良すぎMOGWAIカッコ良すぎMOGWAIカッコ良すぎMOGWAIカッコ良すぎMOGWAIカッコ良すぎMOGWAIカッコ良すぎMOGWAIカッコ良すぎMOGWAIカッコ良すぎMOGWAIカッコ良すぎMOGWAIカッコ良すぎMOGWAIカッコ良すぎMOGWAIカッコ良すぎMOGWAIカッコ良すぎMOGWAIカッコ良すぎMOGWAIカッコ良すぎうわああああああああああ
65daysofstaticもまぁまぁやりよるなと思ったよ(低音が残念だったけど。MEWもすごい演奏うまかったんだ(八割方寝てたけど。ただ、MOGWAIはレベル違った!!!1月の新木場のときより100倍カッコ良かったんだ!!!11
まず、ハゲ(すちゅあーと)が音出した瞬間、おいおい気合入りすぎだろと思い若干ビビる。ハゲはいっつも真ん中のヒゲにおいしい所を持っていかれるのだけれども、この日は違ったよ。三曲目でいきなりMOGWAI FEAR SATANだったしな……間奏のときに「やばいもうすぐ爆音がくる爆音がくる……」とめちゃめちゃドキドキしてて、いざ神々しいまでの爆音が降り注いだら思わずフゥォゥーーー!!!!って言って手挙げちゃった。だって、カッコイイんだもん……
しかも、アレだぜ!幕張メッセにおいて、ドラムが意味不明までに透き通ってるんだ!!!あれは謎だ。頭がおかしい。屋台骨のしっかり具合が半端ではなくて、思わずうふふふとニヤける。スネアがスカーーンだよ。メッセでスカーーーンって鳴らねえよ普通。
friend of the nightのサビまでの盛り上がり具合も最高だった……サビに近づき、ハゲがどんどん気合を入れて顎を引いていくたびに爆音になっていくあの光景を俺は決して忘れないよ……そのあとの2 rights make 1 wrongもリズム隊含め美しすぎてもうなにがなんだか……最後はbadcatの締めでバンッ!!って終わりました。何も言うことはないです。
しかも、俺はこの次の日にとしまえんのプールに行ってワイワイキャッキャッ遊びました。体ガタガタだけど、夏って楽しいなぁあああーーーーーーおい!!そんな感じです。来週もきっと楽しいので、またしばらくしたら会社のパソコンからおおくりいたします。さようなら
7月1日 NATSUMEN、渋さ知らズ@代官山UNIT
を見ましたが、仕事で今から静岡まで向かわないといけないので、途中退出したお…まぁいいんだ!この日のNATSUMENなんかあんまりだったし…渋さも今日はオーケストラじゃなかったから、まぁ普通だったよ!あのウィッグかぶって踊るお姉さんその1が俺は好きだ!そういや、今日は指揮のおっさんも普通にベース弾いてた…
おっさんが結構良い仕事している姿を見て、意外と単品で切ないことできるのってベースだよね!と思う。裏でチマチマ弾いててもさ、急に曲の進行そっちに持っていくときあるじゃん!ベースって!!あれ凄く好きだよ…などと考えていたら、夏麺のベースがとても品がない感じでしたのでチンコ萎えました。なぜここで突然チンコなのか。それはもう疲れているからです。ああいう勢いだけのときの演奏を見て、マジやべえ!!!ちょーすげえよ!!とか言っちゃうやつはもうほんとシンデレラ…俺の心情の問題だが。
今度は新作出てから見に行こうかなー
ヱヴァ:破を見たよ!!!!!!!!!111
この間、テレビで序を見たんだ。別にTV版とか見たことねえから、今の私は、ブランキーでいうところの、国境線上のベストだけ聴いて「なんかボーカル人の声が嫌い。悪いひとたちってただ長いだけじゃね?ww」とか言っちゃったりするクソ野郎みたいなポジション代表ですが、とりあえずヱヴァってあんま時の流れ含めみたいな感じではないんだね…… 正直日々死にたくないことによっていっぱいいっぱいな俺にとっては、第3新東京市がどうなろうがしったこっちゃないよ……でも、ミサトさんのちょっちには心動かされました。
というわけで、なんとなく先が気になり、そのうえ暇だったので見てきました。しかも、一人立ち見で。なんだか物凄くファンみたいな感じになってしまった。やっぱ時の流れはほとんど関係なかったけど、スーパーサイヤ人的展開で面白かったよ!!!アスカがスポーツブラみたいなのの上にエプロン着て料理してるシーンがすごくエロかった。さようなら