伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』

さて、公開初日にゴールデンスランバー見たよ。あれはいいね!!!!!!!今までの映画うんことコインロッカーとかうんこストーリーとかうんこピエロより遥かにいいよ!!!!!!!

そう、この作品は時の流れを含んだ部分はきちんとあるにも関わらず!なぜだかよく分からないけどエンタメ全開であった主軸。とりあえずエサとして撒いてある監視社会がうんたらかんたら(どうでもいい。という諸々の部分と完全に別離していたために、中身がカラッポ。良いシーン台無しただのおにゃんこ小説になっちゃっていたところが強いのです。

でも!!!!映画はなぜか時の流れメインになっているではないか。というよりも、エンタメ部分がちゃんと大きな流れでの例えとして機能していた。ああ素敵。とにかく生きろって二回言ってた!!!そして、最後に流れる斉藤和義!!!この内容で、あの、斉藤和義の歌だから良いのです。時の流れを踏まえたうえで生きろって言っている映画で、いつかこの道が懐かしくなればいいだよ!完璧だよ! 完全に一本通ったスッキリ感。皆さん早くみましょう。

ただ、劇団ひとりの役はもっとイケメンが良かったですね。さようなら