JUDEの微妙さとか音楽とか優越感とか

最初は本サイトを更新しないときに適当にちょこちょこっと何かを書くってのがこちらの目的だったわけですが、最近はこっちを更新するときも結構力を入れないとダメなような気がしてきてもはや本末転倒で四方をふさがれてリンチでボコボコみたいな感じなので思いつくがままに適当に書きます。

最近何かあったかなと考えてみると、そうだJUDEのアルバムを買ったよ。ベンジーベンジー。買ったんだけどね、うんなんかダメだねありゃ。全然カッコ良くない。数曲まぁまぁ良いってのがあるけど、大半は今すぐ引きちぎってあの崖から海に投げ捨ててもいいぜって感じ。なんつーかね、聴いてて誇りが持てないねJUDEに。これはカッコイイぜ!って。友達にオススメとか全然したくない。むしろ友達が家に来たときには必死に押入れの隙間に隠したくなるぐらいだよ。友達が家に来ることなんかめったにねーってことは今はそこらへんにほったらかしだよ。

でさ、急に話題は飛ぶんだけど、先日発売されたbridgeにTHE YELLOW MONKEY解散について全メンバーのインタビューが載ってるということでこの前買ってきたわけよ。そのインタビューの一番最初に前書きみたいな感じで渋谷陽一の文章が載っててね、

ザ・イエロー・モンキーは実にロック的なバンドであった。100万枚近いセールスを記録し、スタジアム・ツアーを行うほどの人気を誇りながら、最後までアングラな匂いを失わなかった。最後までお茶の間な匂いを感じさせないバンドだった。ミリオンを売りながら、そうしたスタンスを持ちつづけたバンドはほとんどない。それだけに、ファンの温度は熱かった。みんなのザ・イエロー・モンキーではなく、あくまで私のザ・イエロー・モンキーという想いを受け止めてくれるバンドだったからだ。いくら人気が巨大化しても、私にしかわからないザ・イエロー・モンキーを、ファンの誰もが持てたのである。それは素晴らしい事だ。

ってなことが書いてあったのよ。無断転載ごめんなさいね。これ読んですげー納得したんだよね俺。あぁーほんとその通りだなぁって。確かに有名なんだけどどこかマイナーな印象、知ってると自慢できる存在だったなと。昔を振り返ってみると、確かにそうだった。そういうバンドだったんだよザ・イエロー・モンキーは。

以前、音楽を聴くってことには優越感ってものが絶対ついてまわる、というようなことをどこかで読んだことがあるんだけど、それは結構当たってると思うんだよ俺は。少なくとも俺には当てはまるね。少しぐらい優越感に浸ってないとやってられませんよ色々と悲しくて。ブランキーもそういうのがあったと思うんだよね。でも、JUDEにはそういうものがないっつーかね。いや、でもそれが全部じゃないよ?もちろか良い曲だとかカッコイイだとか思うから聴くんだけどさ。

うん、で結局なにが言いたいのかな俺は。