BLANKEY JET CITY 『Red Guitar and The Truth』

Red Guitar and The Truth

Red Guitar and The Truth

言わずと知れたブランキーの1stなんだけど、実は俺CD持ってないんですよ。以前ファンなりたての頃に借りただけで、そのときはいまいち良さが分からないまま返却しちゃったんです。せっかくmp3プレイヤーを買ったので、また借りてきてみたんですけど、昔の印象と全然違いました。いやーこれは普通に名盤だ。

このアルバムは「音が悪い」ともっぱらの評判で、メンバー本人たちも気に入っていない作品として語ってるんだけども、そんなに悪いとは俺は思わなかったなぁ。確かにお風呂でレコーディングしたのか?ってほどエコーがかかってて、ギターの音もかなりクリーンで上品なんだけど、初期のギラギラとしたカッコ良さは充分伝わってきます。達也のドラムに至っては、スタジオ音源の中では一番と言っちゃってもいいんじゃないの?これ。ベンジーの声も今とは違いガナるスタイルなので、間延びせずに刺激的に聴けるのがいい。

それにしても、1stでこの内容とかバカすぎだな。そりゃイカ天ぶっちぎりで優勝するはずだわ。イカ天の映像は以前見たことあるんだけど、コミックバンド的な要素が強い挑戦者たちに対して、あの三人ですよ。圧倒的すぎて笑った。なんか好きなものはいくら褒めても褒めたりないね(笑。