daimasの日記スペシャル@渋谷AX

まずは昨日行ってきたこちらのレポから。いやーホントに楽しかった!でも、さすがに九時間ぐらい立ちっぱだと疲れるね…。全てのバンドについて書くと在り得ない長さになるので、気になったバンドについてだけ書きます。

まずはtobaccojuiceかな。なんかほのぼのとした曲だと聞いていたので、うーん俺の守備範囲外かなぁと思ってたんですよ。で、確かに好みではなかったんだけど、途中に長々と挟んだMCが熱くてね。お客さんが引くか引かないかの微妙なMCだったんだけども、少なくとも俺は涙ぐんだ。あの本気具合に惹かれた。

ちなみに、かなり省略して書くと、「音楽を素晴らしいと思う君たちが素敵なんだ」という、「俺らじゃなくて、あななたちがスゴイんですよ!」と叫ぶサンボにも通じるMCでした。そのボーカルの人の歌声はスゴイふわぁーってした感じでね。好きじゃないなんて言ったけど、一曲目にやった「ガーベラ」は曲と歌詞が切ない感じですごく良かった。

お次はperidots。友達に貰ったデモ音源がとても素晴らしくて、かなり期待してたんだけども、その期待を裏切らないようなライブでした。なんつーか、あの声を持ってる時点で勝ちだよな。「急に石が飛んできて」〜「ラプソディー・フォールズ」〜罪」、「ライフワーク」、「オールライト」の流れがとてつもなく良かったです。 あの儚いアルペジオ!ってのとか俺は大好きすぎるので、まさにツボ。「オールライト」は神々しいぐらいの勢いでしたよ。なんか中畑さん生き生きしてるし。

あーもう絶対売れるよなぁ。ぜってーワンマン行きます。今回ライブを見て、確かにバンドでの演奏も良かったけど、弾き語りだとあの声の魅力がいっそう際立ちそうって気がしたので、いつの日か弾き語りでのライブも見てみたいです。

そして、最後にsyrup16g。最近見た中ではかなり良いライブでした。出てきてしょっぱなから物凄く明るい五十嵐。そして、始まった一曲目は新曲ではなく、なんと「きこえるかい」!ちょうどこの間野音のDVDを見返したところだったので、久しぶりに聴けてテンションが上がった。しかも、次がソニック。知っている曲が聴けるこの感覚が、もはや懐かしいとすら感じる始末。良いのか悪いのか。

そのあとは新曲三曲を挟んで、AX以来のShe was beautifulだったり、ムカデやリアル。少し手数が少なかったけど、中畑たいこ疲れてたのかなぁ。まぁ三つもバンドやればそりゃ疲れるわな。でも、シロップのときはいつもピリピリしてる中畑さんかせすごく楽しそうにしていたのが印象的。アンコールでは、五十嵐に話振られて「アップストアに行ったらiPodに翌日入ってたから、それをエンドレスリピートにしてきた」というMCまで披露。そして、それに続いて始まる翌日のイントロ!素敵すぎる!

そのMCの前に五十嵐は「最初にお世話になった曲をやります」と言って、「明日を落としても」のイントロを弾いた気がしたんだよ。でも、中畑さんのMCに合わせて「翌日」に変えたんだろうなぁ、と。いや、そうに違いない!中畑さんが「そう来たか五十嵐」って顔してたし!そっちのほうが流れとして素敵なので、五十嵐の粋なはからいだったのだと俺は思ってます。明るい新曲はあまり好みではないのに、「翌日」は名曲に思えるのはなぜなんだろ。あのキラキラ感はスゴイ。

そして、最後の曲は「真空」。イントロを弾き始めた五十嵐を見て「うへぇー」っていう顔をした中畑さんに笑ったよ。それでも、ちゃんと途中にロックンロォール!って叫んでる中畑が最高だ。っつーかシロップ最高だ。野音以来いまいち音が振り切れていない感じはするけど、ついていける。ライブ見てそう思った。

そんな感じで、最高のイベントでした!ありがとう。