ROVO,NATSUMEN etc@日比谷野外音楽堂

というわけで、行って来ましたよ。去年のロザリオス以来、一年ぶりの野音です。雨は降らなかったけど、最後のほうは肌寒くて震えてました。四時間半立ちっぱは疲れます。えーと、こっちの方面にいくと客層もちょっと感じが違うよね。民族衣装っぽい服着てる人がたくさんいるし、子連れの夫婦や外人さん、踊りまくる人、そしてライブなのに何故か酔っ払ってつぶれてる人。ROVO見てるときに酔っ払いに抱きつかれそうになってビビりました。

最初の二組の感想は省略して、まずはNATSUMEN。一曲目に前回やってくれなかった「Newsummerboy」をやってくれたんだけど、これが!全然良くなかった!PAのせいだったのかな。ペットの音が馬鹿デカイのにギターがクソ小さくて全てがアンバランス。そのうえ、ドラムのマシータさんの疾走感がゼロというね。たぶん病み上がりで、まだケガが完璧には治ってないような気がします。一曲目のあと、メンバーが近づいて「おいおい大丈夫か」って感じで話し掛けてたし。

後半は音のバランスも直ってまぁまぁ良い感じでした。マシータもテンポが速い曲でなければなんとかなるようです。結構ドカドカ叩いててカッコ良かったんだけど、いま一歩何かが足りない。なんなのかは分からないんだけど、いまいち振り切れてないというかなんというか。まぁでも最後のぶっ飛び加減は良いよNE!ギター投げて、予備のギターにいきなりシールド差し替えて、また投げて、アンプ倒してました。スタッフにとっちゃいい迷惑ですが、俺の隣にいた外人さんはこの様子を見ながらOH!って喜んでました。

続いてROVO。照明も凝ってて綺麗だったんだけど、なんか完璧すぎてあんまり面白みがないように思えてしまいました。NATSUMENは口笛で吹けるようなメロディがフレーズの中に結構あるし、演奏とか意外と荒削りでまだロックの範疇に収まってるけど、ROVOはなんか全ての音がグルグル回ってて、体を動かさざるを得ないようなものが目の前に存在してるような感じ。ここまでいくと何て表現していいのかか分からないのです。なんというか人力トランスみたいなもんですかね。踊りたい人にはうってつけでしょう。途中にやった新曲は長かったなぁ。50分て!あれをインターバルなしで演奏できるのがスゴイわ。ある意味バカ。

いやーでもやっぱ野音は良いですね、一番後ろにいてもきちんと音が届くから。来月のサンボが楽しみです。それではサヨウナラ。また明日。