RIZE@LIQUID ROOM ebisu
というわけで、行ってきました。始まる前、俺の後ろにいたゴツイお兄さん二人が「誰かケンカ売ってこねぇかな」とよく分からないハリキリ方をしていて生命の危険を感じました。そう、来ている人の八割はB系。やっぱちょっと怖いです＞＜
でも、よく見るとRIZERの皆さんも年を取ったもんですね。昔よりも若い人が減った気がする。初めてRIZEのライブ見に行ったのって六年前ぐらいだもんなぁ。ってか、そのときメンバーは二十歳ぐらいか。そう考えるとスゴイ……。
まぁそんなことを考えつつも、始まったら始まったで久しぶりに飛び跳ねて汗かきました。楽しいわああー。やっぱヘヴィーロックはズルイよ。そりゃ盛り上がるわと言った感じです。普段俺のライブレポにはネチネチとした愚痴しか書かれていないわけですが、演奏うまいし、カッコイイし、今日は特に書く事がないなぁ。RIZEは毎回楽しかったという記憶が残るだけ。むしろ、これこそライブの手本だ！と色々な人に言って回りたいぐらいです。爆音は、やっぱ気持ちイイですね。
そして、相変わらずJesseは愛すべきバカであり熱いイケメンだし、金子の話し方はいつも通り誠実的でした。今日はジョン・レノンやPANTERAのギタリストの命日で、MCでもその話が出たわけですが、「俺は今俺たちに出来ることがやりたいし、だから生きてるお前らのために、お前らが元気出るように歌ってやるよ」といった、普通ならお寒くなることをクソ真面目に言い出す人たちなんです。
いつまでもMCや歌詞で平和や世の中のことについて声高に、クソ真面目に、そして真っ直ぐに語れる人たちであってほしいなあと、新曲「平和」のあまりのストレートさに多少苦笑いしつつも思った今日この頃。まだこの人たち、26歳ぐらい。何十年後もバンドやっててほしいなぁと個人的には思います。
ってか、ドラムが相変わらず天才すぎてグウの音も出ねえ。「Why I'm Me」のメロのときの叩き方がちょっと自由になってて、すげえカッコ良かった。「カミナリ」の間奏で、Jesseがラップを歌わせる客を吟味しているときも、俺はリズミカルにスネアを叩く金子をガン見していました。カッコイイ。
あと、RIZEのライブの見所といえば、曲間に金子が叩くドラムなわけです。何かを調整しているのか、ただ曲待ちで暇なだけなのかは知りませんが、これがいつも楽しみで仕方がありません。しかも今日はスネアもちょっとカンカンめで俺は感動しました。Pearlもやればできるんですね！
あと、かねてから俺が主張している「RIZEは頑張ればレッチリのような方面に進める」説ですが、今日新曲の「Ghost」を見てからやはり確信。金子のドラムもああいう系統のほうが合ってるんじゃないかなぁ（ただ、ああいう曲がライブで連発されると客が萎えるであろうことは明らかｗ）。でも、イントロの中尾のギターの音は明後日の方向にいっちゃってるし、Jesseはラップはウマイけどメロディ歌うのは下手だし、程遠い未来かもしれません。だが！俺は期待している！
途中、「Why I'm Me」でモッシュの渦に巻き込まれてから、激しくわき腹が痛くなって満身創痍だったので、あとはなんだかよく覚えてないや。とりあえず、ちょー楽しかったです。 今度のワンマンも行きてえなと思ったんだけど、なんと4月2日に渋谷AX。社会人初日じゃないですか……。こうやって、迂闊にライブのチケットも取れなくなるんですね。切ない。
