THE YELLOW MONKEY 解散

THE YELLOW MONKEY


活動再開の夢は叶いませんでした。俺なんかは普通に活動再開するだろうと信じてたんだけど、吉井の中では休止した時点でもう決まってたのかもしれないなぁ。ただ言い出す勇気がなかったのかもね。

俺が最初に好きになったバンド、そして原点はやはりこのイエモンなんです。中学生のころ音楽をほとんど知らなかった俺がミュージックスクウェアで聴いた「ガソリンの揺れかた」のベンジーの声に衝撃を受けると共に、友達に教えてもらった吉井のヘンテコリンな歌詞にも驚きました。こんな歌詞を書く人もいるんだなぁと新鮮な気持ちになったことを今でも覚えています。それを口に出しては笑ったりしてました。

その後ライブを生で見ることはなかったけれど、ポップジャムの観覧でそのカッコ良さに感動したり、「トランスミッション」なんて微妙な映画の舞台挨拶に行ってメンバー全員の背の大きさにビビったり、チケットを求めて日本武道館に行ってダフ屋に紙を破られたり。そんなたくさんの楽しい思い出が今でも残っています。こんな色気もあって、茶目っ気もあって、それでいていかにもなロックスターの雰囲気のあるバンドってのはもう出てこないのかもなぁ。だって最近のバンドはみんなTシャツ着てるんだぜ?ラメの服着てラッパのズボンってすげー派手だったんだな、と。そんなことを思ったりします。

この言葉がふさわしいのかはよく分からないけど、今はこれしか思いつきません。お疲れ様でした!そして、ありがとう。