最近のこと

としまえんでバイトしたときの後半の給料を確認していないことに気が付き、この前確認してきたら7万ちょいも入ってた。五万ぐらいかなぁとか思ってたので、スゴイ得した気分。結局バイト代は合計17万ぐらいになったよ!働いたよ俺!だから今は無職学生でもいいよね。まぁもうなんだかんだで結構使っちゃったけど……。っつーか俺本買いすぎなんだよマジで。金がないというのにハードカバーの本ばっか買うのは辞めたほうがいいな。でも、文庫発売するまで待つのとかったるいよね。最近全然感想書いてないので、とりあえず読んだ本リスト。

以上。全部面白かったけど、特に「犯人に告ぐ」は面白かった。前に読んだ「火の粉」はラストがお粗末で微妙だったんだけどこれはいい。アマゾンのレビューにも書いてあったけど、B級感がなくなった気がします。途中からダレるって意見が多いみたいだけど、俺は終わりまで楽しく読めました。ブキ切れ記者会見の場面、植草とのやり取り、いきなりカッコ良く犯人に対して「今夜は震えて眠れ」とか言い放つ場面、最後に押さえきれなくなった巻島の思いが溢れる場面。全て好きです。

重松清はどっちの作品もハッピーエンドじゃないけど、最後に少し救いが見えるという重松清節って感じですかね。「トワイライト」のほうがちょっと重かった気がします。普通の悲しさじゃなくて、悲しい悲しさみたいな。こういう懐かしさとか、生き死にとか、そういうのがホント好きだなぁと再確認。でも、読むとホント悲しくなってくるというね。そして、その悲しくなったあとに横山秀夫出口のない海」を読んだからたまったもんじゃない。人間魚雷の話なんですが、ホントね、死ぬのは怖いなぁと。特攻兵器に乗るという、その人物の心の葛藤の描き方がすごいリアルで心臓がバクバクしてしまい、読んでいて落ち着かなくなりました。「半落ち」の百倍良い作品です。伊坂幸太郎の「チルドレン」は今までの伊坂作品の中では普通かなぁ。短編っていうのもあるし。長編作品みたいなこと書いてあるけど、普通に短編でした。登場人物とかは同じだったりするけどね。陣内がやってるバンドのライブに行く話が一番好きです。あのラストは結構うるっときた。

このペースで読んでいくと金がなくなるので、ひとまずリサイクルキャンペーン。本って一回読んで面白いなぁと思った作品でも、時が経つとただ面白かったという印象しか残ってないんですよ。なので、とりあえず伊坂幸太郎アヒルと鴨のコインロッカー」をもう一回読んでみました。うーん二回目でも充分楽しめるなこの作品は。最後、動物園で撮った三人一緒の写真を椎名に見せる場面とかもうなんかあぁー!!とか言いたくなる。読むとどこか悲しくなるこの作品が、伊坂作品のなかでは一番好きかもしれない。

次は家にあった「解夏」でも読んでみるかなぁ。今度映画化されるらしい「レディ・ジョーカー」とか買って読みたいけど、上下巻なのでひとまず我慢しておきます。