Syrup16g

サンポマスターの年越しで疲れたあとは、椿屋四重奏だけ少し見ました。去年のUBC-jamのときは音が悪くて全然良くなかったとここに書きましたが、あれはやはりPAのせいだったようです。今回は音も改善されてて、ドラムが結構上手いんだなぁとか思いつつ見てました。四曲ぐらい見たあとに疲れたので一旦リクライニングエリアへ。ひとまず仮眠。のはずだったんですけど、俺は寝過ごすのが怖くてほとんど寝れませんでした。横でライブしてるB-DASHの音を聴きながら休憩といった感じです。で、30分前にギャラクシーステージへ移動し、端でアートを見ながらシロップ待ち。

そして、やっとのことでシロップ登場です。しかし、チューニングの段階でギターが五十嵐用のものしか見えない。もしやサポートなしでやるのか?とちょっと嫌な予感。この前の野音でのライブははサポートを入れた形としてはほぼ完成型だったと思うので、それをあえて壊すというのはある意味楽しみだなぁとか思ってたらメンバー登場。いきなりイ゛ェ゛ー!と変なテンションで叫び客を煽る五十嵐にちょっと吹き出してしまいました。中畑さんはしょっぱなから上半身裸という気合の入りよう。そして一曲目がいきなり「パープルムカデ」ですよ!しかし、あの四人のときの音の厚みにはやはり及ばず…。カッコ良かったけどいまいちググっと来なかったんだよなぁ。次は「空をなくす」だったんだけど、クーデターなしでやったのは初めて聴いた気がします。最初の裏声もなしでした。

そして冒頭の妙なテンションのままのMCは「2005年もいい年にしような…生きてたら」とか「生きるとか死ぬとかホントはあんま口にしちゃダメなんだよ。オレはおっさんだからホントにヤバイんだよ」とか訳の分からないネガティブなMCをしつつ、「新曲作ったんでやります」と言って新曲へ。サビが「俺は狂っちまったけど 何もかもが捨てきれない」って歌詞で、曲調としては「夢」に近かったかな。イントロでハーモニクスとか使ってて、おぉ五十嵐ギター頑張ってるなとか思ってしまいました。で、そのあとは「真空」「もういいって」「I.N.M」「神のカルマ」「Sonic Disorder」を演奏。全体的にテンション高めで、演奏終わりのキメが荒々しくていちいちカッコイイ!ギターは一人でグダグダにならないかと心配してたんですけど、結構弾けてたと思います。ソニックのイントロとかもちょっとアレンジ変わっててカッコ良くなってましたし。でも、ギターの音はもうちょいジャキジャキ系にして欲しいかなぁ。五十嵐のギターは個人的には少し柔らかすぎて物足りない気がしました。

そんなこんなで最後は「リアル」。始まる前にサポート無しじゃリアルは無理だろう、あのイントロ弾きながらは歌えないだろうとか思ってたのにやってくれてかなり嬉しかったです。でも、案の定イントロで失敗して、「もう一回間違えたら死にます」と宣言し再挑戦する五十嵐には笑いました。そのあともちょっともたってましたけど、なんとか曲に入れて一安心。でね、このリアルがやっぱ圧巻。こご゛ーにあ゛ーる゛ーの叫びのあとの押し寄せる雪崩みたいな演奏がホント最高でした。毎回毎回思うけど、中畑さんのドラムが凄すぎる。音もホント大好きだし、あのハイハットのスチャッスチャッってキメがツボすぎて身震いします。で、ラストは怒涛のように妄想リアルと叫んで去っていきました…。終わり良ければ全て良しと言った感じで、最後はもう何も言うことはありません。三人になったので演奏の迫力は少し落ちましたが、シンプルになった分音像がハッキリしたし、これはこれでアリかな、と。というか元々三人なんだしね。今年はこれでこのまま突っ走ってもらいたいと思います。

そういえば、終わったあとに歩いてる中畑さん見ました。握手攻めにあってたので俺は遠めから見てただけですけど。あとクドカンも見ました。意外に背がでかくてビビった。普通にツーショットで写真撮ってたから普通の人かと思ったよ。っつーわけで以上でカウントダウンレポ終了です。長かった…。あとで手直しして表のサイトにもあげときます。