SHERBETS@LIQUID ROOM ebisu

三年半振りぐらいに見てきました。うーん…期待してたんだけど、正直に言うと「JUDEよりはカッコイイかな?」ってぐらい。これはもうベンジーが変わったのか、俺が変わってしまったのか、判断が難しいところだ。でも、相変わらずCDではよく聴いたりするから、好きではあるんだよね。ここ数年で俺のライブの見方が変わってしまったということか…。これは良いことなのだろうか。分からんなぁ。

またもや気持ち悪いうえに曖昧な音談義になってしまって申し訳ないけれども、とりあえずギターの音がカッコ良くないんだよ。噂には聞いてたけど、ホントに白いレスポールばっか弾いてました。八割ぐらいはレスポールだったかな。で、やっと最後のほうでグレッチを弾きだして、アンコールラストに演奏した「メリールー」のギタソロでようやくカッコイイ音を出し始めるベンジーはどうなんだ。最初からそのクオリティを出せと。やれば出来るんだよと。そう俺は叫びたい気分です。

最近ひしひしと感じるが、俺の中のライブに求めるもののハードルが高くなりすぎて、楽しめるライブが減ってきた気がする。もっと素直に楽しみたいもんです。 いや、でも音だけじゃないんだよ!やる気がないというか、気迫とか勢いとかそういうものが足りなすぎるように思うのは俺だけなのだろうか。演奏をこなれた感じでこなしているだけに見えてしまうというか、なんというか。曽我部を見習えよ、この野郎!音なんか全然良くないけど、見ててすげー楽しいぞ。

あとはまぁなんだろ。「Natural」の曲はライブに全く適してないですね。「フクロウ」「ジュース物語」「並木道」などが続いたときは、思わず寝そうになってしまいました。家で聴く分にはスゴイ好きなんだけどねぇ……。ただ、「トラベルセンター」だけは何故か結構良かったです。後半の盛り上がり具合辺りが特に。新曲を一曲だけやったんだけど、メロディは結構好きかも。なんかアジアンテイストな冬っぽさがある曲。意味分からんね!これが「Iceland Boy」だったのかな。

アンコールにやった「シベリア」「わらのバッグ」「メリールー」も、グレッチで弾いてたし比較的良かったなぁと思いました。ただ、全体的に見て、演奏の呼吸が合ってないところが多々あったかな、と。歌の入りだとか、ベースもなんか間違えてたし、足並みが揃っていないという感じ。まぁツアー初日だから、ラストになれば良くなるのかなぁ。いや、でも根本的な問題だよなぁ。とりあえず、ベンジー関連のライブはしばらく行かないことにする。でも、CDはよく聴きます。

そんな感じです。毎度毎度ネガティブなレポートで申し訳ない。