ズボンズのカッコ良さは異常

本日うちの大学のキャンパス祭がありまして、俺もTHE WHOのドラムを叩いたり、ボーカルでもないのにバンプを歌ったりと、とても学生チックに楽しませてもらったわけです。 で、それとは全く関係ないのですが、野外にてズボンズのライブが行われたので見に行きました。

うちのキャンパス祭はホントしょぼくて、以前よりは少しマシになったものの人は大して来ないし、夕方を過ぎるとハンパない寒さになるので、もうその時間帯には閑散とすることは安易に予想できるのに、ズボンズの出番が17時過ぎて……実行委員はバカなのだろうか。これはこちらが申し訳ない気持ちになるほど悲惨な事態になるだろうな、などとみんながみんな思っていたわけです。

んで、今日、曲はほとんど知らないけど昔から名前は知ってるし、俺らが見に行かないと!ぐらいの軽い気持ちでとりあえず見に行ったら、案の定客は全然いない、キャンパスは真っ暗、そして凍えるほどの風が吹き付けるという有様でした。だが、しかし、このライブが本当に良かったんだ。

いや、普通さ、しょっぺえテキヤのテントみたいなところに立たされて、大して客もいないなんて状況だったら「こんなクソみてーなところでやりたくねーな」って思うはずじゃないですか。なのに、あのメンバー全員のテンションのハンパなさ。いや、分からん。プロというものはみんなあんなにスゴイものなのかな。まさにプロ根性見せ付けられたみたいな感じで俺は呆然です。

ギターの音なんて割れてるし、ドラムはすげーカッコイイもののフィルはワンパターンなのばっかだし、曲のバリエーションなんて大してなくて似たようなのばっかなんだけど、あの「ロック」としか表現のしようのないライブ。いわゆるイイ音ではないんだけど、すごくイイ音で全ての音が鳴っているライブ。ほんとうに感動して、途中何回も泣きそうになってしまいました。

演奏もだけど、MCからもすげー気持ちが伝わってきて、感謝がしたくなったというか、偉そうに言えば褒めてあげるべきだと思った。ミスキャンパス!とかやってねーでホントに褒めてあげるべき。むしろ表彰しろバカ。

すごく良いライブを見せてくれたことに対するもはや礼儀というか、ワンマンのチケット買おうかなぁとも思ったんだけど、そんなこと言いつつも金ないし、きっとワンマンに行ったらそれはそれできっと良いとは思えなかったりするもののような気がしたので、止めた。褒めたくせに、一番バカでヒドイのは俺ですね☆

あああーいまいち上手く文章にできていない。とりあえず、この間の早稲田の吉井、モグワイ、そしてスボンズと素敵なライブが見れて俺は幸せです。そして月曜はバイン、12月はRIZEです。楽しみすなぁ。