TOOL@ZEPP TOKYO

っつーわけで、行って来ました、初TOOL!

改札を出た途端、背中にデカデカとフォロウザリーダー!と書かれたKORNのTシャツを着てる外人に出くわし、外に出ると酒片手に「カモンベイビー!」と叫んでる外人もいました。そんな感じで会場にもたくさん外人さんがいらっしゃいまして、他の人の感想読むとやはりマナーの悪さについて触れているものが多いですね。写メ撮られるとまぶしいんだYO!

Wings〜の最初では、うるさい外人と「SHUT THE FUCK UP!」?と逆にうるさい外人が入り乱れ、最後にはメイナードに「「Please be quiet」と注意される始末w。個人的にはなんだか熱い客層だったような気がしたので、そんなには気にならなかったかなと。開演直前から急にずっと四つ打ちの曲がかかり始めてね、アレがすごい良かったのかも。なんか段々と盛り上がっていく感じで。

そんな感じで、一曲目からいきなり「STINKFIST」。しょっぱなスクリーンの前に浮かび上がるメイナードのシルエットに痺れたわ。しかもいきなり意味の分からない、ズバッと!みたいなポーズを取りつつ、マイクの前でかまえるメイナード。というかモヒカン。そのあとも、何度も反り返ったりするモヒカン。手をヒラヒラさせるモヒカン。なんだかよく分からないが、妙にカッコイイのが不思議だ……。滑稽とカッコ良さは紙一重

んで、「Vicarious」のソロがベースだったっていう報告見たから注目してたんだけど、確かにベースが弾いてた!ギターがバッキングしてんのに、ベースが思いっきりソロ。意味が分からない!基本は硬質な音だったけど、他にも色々とみょうちくりんな音出してたし、確かにベースは忙しそうでした。ベースがギターみたいなことやってても、ドラムがドコドコと重低音も兼ねてるから、演奏的には問題はないんだろうね。

ドラムはまぁ……生で見ると意外とそんな「すげえ!」っていう感じでもなかったかな。こういうジャンルなもんで、キッチリカッチリ叩いてるし、音も結構重い感じでかなりドッシリしてるし、あんまフレーズがツボに入ることはなかった。いや、まぁ普通にスゴイんですけどね!俺だったらこんな楽曲叩きたくないもん。あんな何拍子だか全く分からない曲をあの人たちは一体どうやって覚えているのでしょう。変拍子すぎてやっぱノリにくかったわ!

「もしも最後のキメ失敗したらどうしよう」なんて思いつつ勝手にハラハラしてたんだけど、当たり前のことだがおもっくそちゃんとキメてて感動。終わりよければ全て良しみたいなもので、最後決まると「うおっ決まった!」とか思ってそれまでの記憶が度々飛んだ。ああやって映像と完璧にシンクロするのって、一体どうなってんの?ドラムが走ったら最後映像と合わなくなるよな……。全員同時にクリックでも聞いてるのでしょうか。謎だ。

やっぱ最後の三曲「Lateralus」「Vicarious」「ANEINA」が一番良かったかなぁ。「Lateralus」でドラをダーンって叩くところ良かったなぁ。あと、最後のアニマだけ妙に演奏のキレが良かったのは気のせい?あれはイントロが反則だわ。良かったです。

こんな感じで普通にカッコ良かったから、グラッジやってくれなかったこと以外は特に不満はないんだけれども、最高かと聞かれるとそうでもないという。そんなライブでした。